
旧暦元旦にあたる2月17日午前1時、目出度くも出雲大社祈穀祭(祈年祭)と同日となるこの日、神楽殿において「福神祭」が斎行されました。
前日2月16日の夕刻から神楽殿内は大勢のお籠りの方々が集い賑わいのなかに祭典時刻の「子(ね)の刻」(午前1時)を迎えると報鼓が殿内に鳴り響き、管長斎主の許、殿内を埋め尽くす約450名の参列者の祈りの中で福神祭は恙なく斎行されました。祭典が終了すると多くの参列者が我先にと一斉に殿内に張り巡らされた注連縄の紙垂を取る姿が見られました。この紙垂を持ち帰り、竹の先に付けて田畑に立てると悪虫除けとなり五穀豊穣に恵まれ、更には神棚におまつりすると家内安全・除災招福など、諸々の「福縁」の御蔭を授かるとされています。

祭典後には、皆様お待ちかねの「福授け抽籤」が行なわれ、一等の大国主大神様の純金福神御像をはじめ、純銀御像、銅御像、大御木像、福俵、また副景品として大型テレビやホテル・旅館の宿泊券などが授与されました。当籤番号が読み上げられ、当選者が立ち上がると、周囲の参列者も我がことのように拍手を送り、共に授かっただいこくさまの福縁を喜び合いました。

また、午前10時には宗祠において、その年の五穀豊穣などを祈念する祈穀祭が斎行されました。多くの農家の方々が参列になられ、祭典後には御本殿へお供えされました祈穀札が授与されました。