出雲大社教大祭




 例年は8月5日から8日に掛けて斎行される大祭であるが、年毎に夏の猛暑が増すなか、参列者の体調を考慮し、本年からは昭和37年に出雲大社教特立80年の御大祭が斎行された6月10日を中日として、6月9日から11日に亘り斎行されることとなった。
 大祭には、全国の教会講社から参列した多くの教信徒をはじめ篤信家、地元の斎家、婦人会、青年会など延べ928名が参列してお仕えされた。大祭では管長により厳かに祝詞が奏上され、続いてお清めの儀がお仕えされた。

 
大祭後には大国主大神様の御神霊と一つに結ばれる「みたまむすびの霊行」がお仕えされた。御本殿を廻って後、瑞鈴を手の中で包み込み心静かに振り鳴らす、神人合一の霊行をお仕えした一同はヨミガエリの御蔭に結ばれた。
 
 また、大祭の賑わいとして行燈画の展観が行われた。本年は合計で78作品が奉納され、参拝者の目を楽しませた。
 

 

 

 


   
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